凛として




憧れていた大人は

こんなにも空っぽだったのかと

あの頃の自分を慰めるように

文字を綴って


信じていたものを今は疑うばかりで

虚しさの涙が頬を伝うのです


そのままのあなたでいいんだと

言ってもらえたのはいつまで?

周りに合わせ行動しなければ

冷たい視線を浴びせるじゃない

矛盾だらけの世界に従って生きる

これを幸せと呼べるのか


信じていたあなた

改札越しに目が合えど

その声は二度と

この名前を呼ぶことはない


そのままのあなたでいいんだと

言ってくれたのに

どうしてため息を吐くの?

そんな優しさなら知りたくなかったよ


そのままのあなたでいいんだと

言ってもらえたのはいつまで?

周りに合わせ行動しなければ

冷たい視線を浴びせるじゃない

隠してあなたの理想を演じれば

私は幸せになれるのか


憧れていた大人は

こんなにも空っぽだったのかと

あの頃の自分を慰めるように

今を生きて



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